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◆団体信用生命保険とは
住宅ローン契約者が死亡または高度障害状態になった場合に、残っている住宅ローン残高が保険金で完済される保険です。
多くの金融機関では、住宅ローンを組む際に原則加入が必須になっています。
▼団信の基本的な仕組み
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契約者:住宅ローンを借りる本人
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保険料:多くの場合、金利に含まれている(別途支払いなし)
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保険金の受取人:金融機関
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保険金の使途:住宅ローン残高の返済
👉 残された家族は、住宅ローンのない家に住み続けられるのが最大の特徴です。
▼団体信用生命保険のメリット
① 家族に住宅ローンを残さない
死亡・高度障害時にローンが完済されるため、
遺族が返済を引き継ぐ必要がありません。
② 保険料負担が軽い
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一般の生命保険より割安
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多くは金利に含まれているため、保険料を意識せず加入できる
③ 住宅ローン契約と同時に加入できる
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生命保険を別途検討する手間が少ない
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手続きがシンプル
④ 保障が自動的にローン残高に連動
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ローン残高が減る → 保障額も自動で減る
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過不足が起きにくい
▼団体信用生命保険のデメリット
① 健康状態によっては加入できない
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持病や過去の病歴により加入を断られることがある
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加入できない場合、ローン自体が組めないケースも
② 保障内容が限定的
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基本団信:死亡・高度障害のみ
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病気やケガによる就業不能は対象外が多い
※ 最近は「がん保障」「三大疾病」「就業不能保障付き団信」も増えていますが、金利上乗せが一般的です。
③ 保険としての自由度が低い
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保障内容のカスタマイズができない
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途中解約・変更ができない
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住宅ローンを完済すると保障も終了
④ 保険金を自由に使えない
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保険金は金融機関に直接支払われる
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現金が遺族に残るわけではない
◆一般の生命保険との比較
| 項目 | 団信 | 生命保険 |
|---|---|---|
| 目的 | 住宅ローン返済 | 生活費・教育費など |
| 保険金受取 | 金融機関 | 家族 |
| 保険料 | 割安 | 団信より高め |
| 保障期間 | ローン期間中 | 自由に設定可能 |
| 使い道 | 限定 | 自由 |
👉 団信=住宅ローン専用の保険
👉 生命保険=生活全体を守る保険
▼団信はどんな人に向いている?
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住宅ローンを利用する人(ほぼ必須)
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家族にローン負担を残したくない人
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生命保険をシンプルにしたい人
▼注意点・チェックポイント
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金利にどの団信が含まれているか
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がん・三大疾病付きの場合の上乗せ金利
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夫婦ペアローンの場合はそれぞれ団信加入が必要
難しく感じやすい住宅ローンや団体信用生命保険ですが、
正しく理解することで、将来の不安を大きく減らすことができます。
「よく分からないから後回し」ではなく、ぜひこの機会に確認してみてください。

◆団体信用生命保険とは