高松不動産モールスタッフコラム内海 優成フラット35とは

スタッフコラム

2025.09.01 NEW
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フラット35とは

フラット35とは?

 

 

「フラット35」は、住宅を購入する際に利用できる長期固定金利の住宅ローンです。住宅金融支援機構(旧・住宅金融公庫)と民間金融機関が提携して提供している制度で、金利が借入時に固定され、最長35年間変わらないのが最大の特徴です。

 

 

 

 

🏦「フラット35」の基本情報

項目 内容
借入期間 15年〜35年
金利タイプ 全期間固定金利(借入時に決定)
対象物件 一定の技術基準を満たす住宅(新築・中古両方可)
融資額 100万円〜8,000万円(購入価格の90%以内が基本)
自己資金 原則1割必要(ただし「フラット35(買取型)」で一部条件緩和あり)
保証料・繰上返済手数料 無料
返済方法 元利均等返済 or 元金均等返済

✅「フラット35」のメリット

    • 民間ローンと比べて初期の金利がやや高め

    • 審査が物件中心(物件が一定基準を満たしていないと使えない)

    • 団体信用生命保険(団信)が任意加入(民間ローンは通常セット)

      → 加入しないと保険なしで返済することになる

    • 自己資金が必要なケースが多い(全額借入は不可)

    •  

    金利がずっと固定で安心(将来の金利上昇リスクなし)

  •  

    保証人・保証料が不要

     

  • 繰上返済手数料が無料(一部繰上は10万円以上でOK)

  • 子育て支援や省エネ住宅だと金利引き下げ制度あり(フラット35s)


⚠️ デメリット・注意点

 


🏡「フラット35」を使うのに向いている人

  • 長期的なライフプランを立てていて、金利変動のリスクを避けたい人

  • 自営業・フリーランスで民間ローンの審査が通りにくい人

  • 団信に入らずローンを組みたい人(※リスクは要検討)


💬 よくある誤解

  • ❌「フラット35はどこの銀行でも同じ」

    → 実際は、取り扱い金融機関によって金利や手数料が異なります

  • ❌「どんな家でも使える」

    → 技術基準(耐震、断熱など)をクリアしないと使えません。


🔍 例:2025年8月時点の金利(※要確認)

商品 金利(目安)
フラット35(21年以上) 約1.70%〜1.90%(借入時固定)
フラット35S(金利引下げ) 上記から▲0.25%(当初5〜10年)

※詳細は利用する金融機関ごとに異なるため、比較が必要です。

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